反省の色なし

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　世界中から「入手困難な部品を調達」している当社の舞台裏をご紹介します

反┃省┃の┃色┃な┃し┃！┃
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今までも何度か書きましたが、電子部品を海外から調達していると、相手の理不尽
さに唖然とすることが多々あります。

その中でも一番腹が立つことは、どんなに相手が悪くても、自分からはけして「ごめ
んなさい」と言わないことです...。

ある部品を中国から調達したときのことです。
届いた部品をデーターシートと見比べると部品の形状が異なっています。 また、
足も異常に長いものでした。つまり、似ても似つかない「模造品」だったのです。

そのため返品する旨、相手に連絡をしたところ「そんなはずはない」と一点張り。
「他にも販売実績のある部品だ。」というではありませんか。

何度となくメールや電話でやり取りしましたが、相手は納得しません。そのため、
念のためにその部品の製造メーカに写真を送り鑑定をお願いしたところ、やは
り偽物であることが判明。

通常ですと、部品の製造メーカの判断が出れば、どんな商社もしぶしぶながら
返品を認めるのですが、この商社の場合、それでも納得しませんでした。

そこで何か打開策はないかと思い「そちらの手元に残っている部品の写真を
送るように」依頼してみました。

すると、送られてきた写真の部品は、紛れもない「本物」の写真。
つまり、当社に送ってきた部品と異なっていたのです。そこで、こちらから
「お前の送ってきた部品はこれだ！」と写真を送ったところ、やっと相手の商
社は返品に応じることになりました。

交渉だけで疲れ果ててしまいました。その上、最後の最後まで相手は謝りま
せんでしたから...。

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┃ ★ テコでも謝らない中国人、正しいこちらは疲れ果て　　 ★ 　　　　　　　┃　┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

しかし、その商社、もしかしたら確信犯かもしれません。　
送ってきた品物は偽物。しかし、確認をするための写真は本物。そんなこと
は、通常はありえませんから...。

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